トイプードルのカットやカットスタイルについて。トイプードルはスタンダードプードルを小型に改良した犬。カットはウイルスから子犬を守るためワクチン3回接種後にどうぞ。
プードルはフレンチ・プードル(フランスの国犬)とも呼ばれ、原産地はフランスと言われています。ただ実際には世界中の数多くの地域でとても古い時代から生存が確認されているため正確なところは明らかではありません。プードルはプーデル(水の中でぱしゃぱしゃと音をたてる)という意味のドイツ語に由来があるとも言われているのでドイツが発祥との声や、ロシアが原産との説もありますが、いずれにしてもフランスで流行したプードルがやがて世界の先駆けとなったのは間違い無い様です。プードルが家庭犬、愛玩犬として安定した人気を維持するのには明確な理由があり、大型、中型、小型とあらゆるサイズが揃っているため、警備から愛玩までいかなる飼育目的や飼育環境にもサイズで適応する事ができるということ。また、多くの被毛色があり、いかなる飼育者の好みにも合う色を選ぶ事ができるということ。そして、おしゃれなカットを楽しむ事もできるし、子羊の姿のまま飼育する事もできるということ。さらにこの犬種はサイズによる性格の差が特に見られず、聡明で、学習能力がひときわ優秀であるということで、大昔より世界中の愛犬家に親しまれてきました。
トイプードルのカットは、一般的には生後2ヶ月くらいから徐々に慣れさせて、4ヶ月くらいからはじめるのがベストです。スキンシップの時には、耳や口まわり、おなかも触らせるクセをつけておいたほうがいいかと思います。出来るだけ子犬の頃から慣らさせておいて、ハサミやスリッカー(ブラシの一種)などに触れさせ、怖くない事を理解させてあげる様にして下さい。大切なのは、スキンシップを十分にしてあげること、そしておとなしくしていたらたくさん誉めてあげることで、犬は常に学習しますので毎日の積み重ねが大事です。また、自宅でシャンプーやカットをするときは、一人ではなく、出来れば二人で行なうと犬も安心します。シャンプーの時はおさえる人と洗う人、カットの時はおさえる人とカットする人とで、二人で協力しあってトイプードルに不安を与えないことが大切です。また、皮膚を刺激することにより血行も良くなり、新陳代謝の促進を促しますので、カットを怠ると不潔になり病気の引き金にもなります。主にノミやダニ、細菌などの感染を受けやすくカット不足の犬は皮膚に虫や病原体の温床になりやすいため皮膚病が起こりやすくなります。さらに、耳や爪、肛門腺などのお手入れ不足も同様に病気の原因となりますので日ごろのケアが必要です。カットを行うことにより病気の早期発見におおいに役立ちます。
トイプードルの外観の特徴は、ふわふわとした比較的硬めで弾力性のある巻き毛の被毛で、抜け落ちることなく、豊かに生えます。それに伴い、トイプードルは、頻繁にカットが必要となり、その被毛によってさまざまなカットスタイルが楽しめるのも、トイプードルの大きな魅力です。テディベア風カットなど、バリエーションもさまざまです。クリッパー(バリカン)で毛を刈る(クリッピング)ことから、“クリップ”と呼ばれ、このトイプードル独特のスタイルは、もともと水猟犬として活躍していた頃、水の中でも作業がしやすいように毛を刈られたことから始まり、クリップは次第に美的要素が加えられて、現在のような洗練されたショークリップから、ペットに施すペットカットなど、トイプードルには、さまざまなカットスタイルが完成しました。トイプードルは単色が基本で、ホワイト、ブラック、ブラウンなどのほか、シルバー、ブルー、アプリコット、レッド、カフェオレなどなど、トイプードルのカラーバリエーションは、実に多彩なので、自分好みの毛色を選ぶ楽しさもあります。基本的にトイプードルは、ほかの犬種と比べて、毛のお手入れに手間とお金がかかってしまいます。